インボイス制度。事業者の方は、最近、この言葉を耳にすることがあるのではないでしょうか？事業者にとっての消費税の制度が大きく変わろうとしています。
消費税仕入税額控除の新しい制度
通称インボイス制度と呼ばれていますが、正しくは適格請求書等保存方式による仕入税額控除制度のことを言います。この制度下では、税務署長に申請をし、登録を受けた課税事業者である「適格請求書発行事業者」が交付する「適格請求書（インボイス）」等の保存が仕入税額の要件となります。
現在は消費税の申告をする必要のない事業者の方も含めて、全ての事業者に関わってくる制度になりますので、その概要を理解する必要があります。
説明会に参加してみましょう
インボイス制度が開始するのは、令和5年10月1日からとまだ先の話ですが、その要件である「適格請求書発行事業者」の登録の受付の開始が、令和3年10月1日から始まります。
そのため、国税庁もインボイス制度の特設サイトを作り、オンライン説明会も始めています。
私自身も事業者ですので、このオンライン説明会に申し込んでみました。関心の高さを示すように、申込開始日時と同時にほぼ定員に達してしまうようで、のんびりと申し込んだ最初の2回は,、受付けてもらえませんでした。3回目は、気合を入れて申込開始時刻とほぼ同時に申し込み、何とか参加者に滑り込むことができました。
国税庁も説明会の開催日時をどんどん増やしているようです。また、後日説明会の模様も動画で掲載されるようです。
インボイス制度については、このサイトでも随時フォローしていきたいと思います。
