先日、自動車税の納付通知書が届きました。今回はPay Payで納付をしました。
神奈川県税納付のスマホ決済アプリ導入の現状
神奈川県の自動車税のスマホ決済アプリでの納付については、平成31年1月からLINE Payが導入されていました。その後令和2年7月からPayPay、令和3年5月からau PAYが追加されました。今回の自動車税の納付は、私が普段利用しているPayPayでしてみました。
現在、LINE Pay、 PayPay、au PAYで納付ができる神奈川県税は、自動車税の他に、不動産取得税、個人事業税があり、世間でのスマホ決済アプリの普及とともに、広がりをみせています。
スマホ決済アプリでの注意点
スマホ決済アプリでの納税することの利点は、何と言っても金融機関やコンビニへ出向かなくていい手軽さです。なおかつ、クレジットカード決済と違って、手数料がかからないことも利点の一つです。
しかし、いくつか心得ておかなくては、下記の注意点ががあります。
① 領収書や納税証明書は発行されない。
② 納付手続き完了後は、納付取り消しはできない。
③ 納付の上限額がある(LINE Pay及びPayPayは、30万円。au PAYは25万円)。
①については、かつてのように車検の際に納税証明書の提示が必要ではなくなっていますので、その点では問題はないかと思いますが、領収書が必要な方にとっては、スマホ決済アプリでの納付は選択できなくなります。②については、取り消しこそできませんが、二重納付になれば、後日返金はされます。
納税方法の多様化 国税でも
コロナ禍の感染防止の観点から、現金に触れないキャッシュレス決済は広がっており、定着しつつあります。
スマホ決済アプリでの納税については、地方税先行でかなりの自治体で導入されていますが、来年1月4日以降に納付する一部の国税についてもスマホ決済アプリでの納税ができるようになることも決まっています。納税方法が多様化しすぎていて、わかりにくい向きもありますが、その中でもスマホ決済アプリでの納税は、納税者にとっても利便性のいい納付方法ではないかと思います。